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Posted by おてもやん

2011年02月27日

ハンセンとの出会い④

「もうそろそろだと思うんだけど・・・」。

私たちが案内を見つけられなかったからなのか、まだまだそのころ案内がなかったからなのか。私たちは恵楓園を探していました。

初めて恵楓園について思ったこと。それは「広い」のただ一言でした。私が思い抱いていた、病院のような建物と建物に面した庭が広がっているようなところ、というイメージは払拭されました。

「えっすごい!お店まであるよ」。

そのときの私は、お店も、理髪店も、洋服屋もなんでもあることの意味が分かっていませんでした。


「一度入ったらもう二度と出ることはできない」。

生活に必要なものはそろえて、文句が出ないようにする。
ここで生涯を終えさせる。


そのことが分かったのは、阿部さん夫妻と志村さんのお話を聞いてからでした。


恵楓園に着いた私たちは、その日泊まる予定の恵楓荘の前へ。
車から降り、振り返ると、すでに駐車場で待って下さっていた阿部さん夫妻に出会いました。

「なんかすっごく優しそう!」

楽しみではあったものの自分たちなりに何か深刻な問題を学習しに行くんだという思いで構えていた私たちは、そのお二人の優しい雰囲気にとても安心したのでした。  


2011年02月27日

ハンセンとの出会い③

「きくちけいふうえん??」

ハンセン病と聞いて、そのとき一番に思い浮かんだこと。
それは、2001年5月の国賠訴訟の判決が出たときのことで、小泉首相が謝罪している場面の映像でした。もちろんそのときは、訴訟のことも判決のことも全然わかっていません。ただ、小泉首相と裁判所がおぼろげながら浮かびました。


1泊2日!それも山田先生と!
なんだかドキドキワクワクしていました。

そんな私たちの気持ちは、事前学習と山田先生の気持ちを聞くことで真剣な想いに変わりました。

事前学習では、「人間として」という番組見ました。また当日お話を聞く阿部智子さんのことも勉強したような記憶があります。でも、そのときは阿部さんに送る手紙に「ハンセン病になると頭が痛くなったりお腹が痛くなったりするんですか?」と質問を書くくらい、知識もそれまでの歴史も全然わかっていませんでした。


番組を見て自分がどう思ったか・・・残念ながら今そのことは覚えていません。


でも、山田先生の話は鮮明に私の中に刻まれました。


山田先生がどうしてもハンセン病の学習をしたかった理由。
そのきっかけを先生はこんなふうに話してくれました。


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私が大学生のころ、菊池恵楓園に行ったことがあってね。
夏の暑い日だった。
恵楓園にいらっしゃる人が丁寧に案内してくれてね。
最後にお茶まで出してくれたんよ。
あたしは何も考えずに、やった!と思ってごくごく飲んだわけ。

そしたらその人がすごくびっくりしてて。
きょとんとしてたら「あなたみたいな人はめずらしい。病気がうつるんじゃないかと思って、ほとんどの人は一口もお茶に口をつけないんです。」って言ったんよ。

でも、あたしも差別する側やった。

このとき仲良くなった方が、あたしのうちに『菊池野』っていう冊子を送ってくれていたんよ。それも5年間も。でもあたしは一通の手紙も書かんやった。親から「これは何なん?」って言われても、「ハンセン病療養所にいる友達からの」って言いきらんかった。だから、恵楓園に行ってごめんなさいって謝りたいんよ。

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8月11日、12日。
私たちは山田先生と担任の先生、それから保健部のメンバー計8名で恵楓園を訪れた。  


2011年02月27日

ハンセンとの出会い②

続きが遅くなってすみませんうるうる
さっそく書きます!



山田先生は4月の段階ですでに、今年度はハンセン病についての学習をするんだと考えていました。そんな先生の思いを、聞かされた記憶があります。

しかし、4月からハンセン病の学習が始まったわけではありません。

「いのちの授業」ということで、
ホスピスで働いているお医者さん・大学で性について教えている先生・訳あって家族と暮らせない子どもたちのための施設を運営しお父さん的な存在をされている方など・・・
本当にたくさんの方が学校に来て下さり、私たちに向き合って語って下さいました。

本当にお一人お一人のお話に、自分自身が揺さぶられ、考えさせられ、学んでいった時間でした。

そのことも書きたいのですが、今回はハンセンとの出会いを中心に。


でもひとつだけ・・・
大学で性について教えていらっしゃる先生のお話の中に、とても印象的だったこんなエピソードがありました。

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僕は同性愛者の方と接する機会も多いんです。
あるとき、僕は同性愛者の方に「なんであなたは同性愛者なの?」と聞いたことがある。

すると、彼はこう言いました。

「先生は、どうして異性愛者なんですか?」

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このエピソードを聞いたとき、私は頭をガーンとなぐられたような気がしました。

私は異性愛者です。しかし、どうして?なんて聞かれても答えられません。異性愛者だと思っているけど、それは好きになった人が異性だったというだけのことかもしれない・・・。

同性愛者の方も、私たちと同じように人を好きになります。自然と好きになった人が同性だったということ、ただそれだけのことなのです。だから、答えられない。

理屈ではない人を好きになる気持ち・・・。それは誰だって変わらない。

私はこのとき、同性愛者・異性愛者という区別よりも何かもっと大切なことに気付かされた気がしました。



学校に来て下さった方は、中学生の私たちに、マイナスな話も失敗談も悩んだ経験も率直に話して下さいました。だからこそ考えさせられ、今でも語れるような自分の思いになっていったのだと思います。



少し話がそれましたが・・・。こんな「いのちの授業」を受けながら、私たちは1学期を終えようとしていました。

もうすぐ待望の夏休み。

そんなとき、山田先生が
「夏休みに、熊本にある菊池恵楓園に行かん?」
と保健部のメンバーに声をかけたのです。
  


2011年02月23日

3月6日交流学習会のお知らせ

お知らせが遅くなってしまいました…すみません!


来月6日に交流学習会をします

◆時間 14:00〜18:30
(途中参加・途中抜けも大丈夫です)
◆場所 菊池恵楓園交流荘
◆参加費 300円(お菓子・飲み物代)


内容は…
入所者の阿部智子さんのお話をお聞きする
恵楓園内の見学
入所者・退所者のみなさんと交流会

です初めて参加される方も顔馴染みの方も大歓迎です!新たな出会いと楽しい時間によって、みなさんに少しでも笑顔になってもらえ、新たな繋がりが生まれたら!と思っています


ぜひご参加下さい
申し込み・お問い合わせ等は、奥田まで!
okuda_fusako▲yahoo.co.jp
(▲を@に変えてメールをお願いします)  


Posted by knakama │Comments(0)主催行事案内